コストコの、オーガニックコーヒー豆のご紹介です。

このコーヒー、その商品名からもパッケージからも、コーヒーの味うんぬんより「フェアトレードであることの意義」に重きを置いていることが全面に感じ取られます。

ethical=倫理的な、道徳的な、という意味の英単語です。
フェアトレード=開発途上国の原料や製品を継続的かつ適正な価格で買い続けるという貿易であり、その国の人々の生活を製品を購入することで支援できる、という考え方や仕組みのことです。
フェアトレードについては、フェアトレードジャパンの公式サイト(こちら)をご覧ください。

このコーヒーは、厳正に審査されて認証されたオーガニックコーヒー豆だけを使い、なおかつフェアトレードという認証を受けて流通しているコーヒー豆であるということが大前提。
購入者がそれをわかっていてもいなくても、この取り組みに参加していることになるわけですが、パッケージを読み込むとフェアトレードであることへの熱い想いは購入者にもわかっていて欲しい、という願いが込められていることがわかります。

フェアトレードも、知るとなかなか面白い世界ですし、良質な製品が多いものです。
フェアトレードを専門に扱っているショップもあり、通ったこともありますが、なかなかそういうところにも行けなくなった今、自分がコストコで身近に買えることにより喜んでくれている方がどこかにいるかもしれないと思うと、こちらもとてもありがたい気持ちでいただくことができます。

さて、中身。

ホンジュラス、コロンビアと、ニカラグアという生産国の生豆。
ニカラグアって、コーヒー好きの私にも馴染みが無いです。
検索してみたら、ホンジュラス・コロンビアと隣接している国のようです。

ミディアムダークローストということで、深煎り手前の焼きですね。
色もダークよりだいぶ薄め。
お豆は粒ぞろいで、きちんと選別されていると見受けられます。
香りは、豊潤で広がるという華やかなイメージよりは、さっぱりというか袋の中やカップのなかなどでコンパクトに楽しむ香りという感じがします。

ミディアムダークローストということで、苦味よりも酸味が広がるお味です。
甘味も薄いかな。
とはいえ、濃さはしっかりあります。

甘さの濃いスイーツやミルクととても相性がいいと思います。
コストコで買ったかなり濃厚なマセストリュフとの相性が、バツグン(≧∇≦)!
この組み合わせ、オススメです!

パッケージはジップが付いています。
開封後の保存も便利です。

とてもスタイリッシュでカッコいいパッケージデザインですね。

遠く離れた生産国の方々に感謝しながら、じっくり味わっていただきます。
どのコーヒー豆だってその気持ちは同じはずなんですけれどね、こういうことを考えるきっかけになってくれたのもフェアトレード品だからこそです。

908g¥1,858で購入しました。
907gとほぼ同量のコストココーヒーより¥200ちょっと高いでしょうか。
それでも、オーガニックであることだけをとっても、価格の違いに値しますよね。

酸味系コーヒーがお好みの方には、ぜひ飲んでみていただきたいコーヒーです。

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