コストコのオススメ商品、コーヒーのホールビーンシリーズ♪
コーヒー大好きな私が、自家焙煎の豆やさんの経営者で、コーヒー専門喫茶店を出店する指導とコンサルタントをおこなっているコーヒーマスターから教わって以来実践している、美味しいコーヒーの淹れ方をご紹介します。

コーヒー豆は特定ではなく、どの豆にも共通した基本の淹れ方です。

まず、いくつかの専用アイテムが必要。

[emoji:v-273]コーヒーミル


[emoji:v-273]サーバーとドリッパー

ドリッパーはこだわりが!台形より円錐形のものがオススメと聞き、ずっと円錐形を使っています。
ドリッパーの形に合ったフィルターも必要。

[emoji:v-273]ドリップポット

私が使っているポットは、マスターオススメのこれ。
細い線のお湯が落とせるし、この長い管を通る間にも少しお湯の温度が低くなるのが、いいんです♪

まず、コストコのホールビーンコーヒーを、挽きます。

ミルは電動のものもあるけど、ミキサー式より臼式がオススメ。
切り刻む、より、すり潰す、というイメージでしょうか、飲み比べたのですが、ミキサーのがやや尖った味、臼式の方がまろやかな味になります。

挽く粗さもポイント。
粗さは、お湯を落とすスピードに比例させたいものなのです。
コーヒーショップで挽いてもらう時も、挽き方を聞かれますよね?

コストコライオンコーヒーは挽いてある状態で売られていますが、

かなり細かいのです。
これは、コーヒーメーカー向き、スピードを早く落とす、もしくは一気に入れる湯量が多い落とし方に適していると思われます。

手淹れの時、そして細く落としたいので、

粗めに挽いています。

臼式&手動のミルも、粗さを調整するところがありますから、いろいろ試してみるのがいいかも。

挽いた豆は、円錐形ドリッパーに入れます。

この時、できるだけ3杯~5杯の間で入れるのがいいです。
1杯飲みたいから1杯だけ、だと、美味しく淹れるのが難しいそう。
私は1人で飲む時も3杯で入れることが多いです、例え一度に飲みきれなくても、冷めても美味しいです。
2人分を淹れる時は、3杯で淹れます。

入れた豆、

スプーンなどで中央を窪ませ、

周りに行くほど高くなるようにします。

ドリップポットには、ブクブクに沸かしたお湯を、何杯入れるかには関わらず、ポットの8分目くらいまで入れます。

このポットからお湯を落とすわけですが、コーヒーは90-96℃くらいのお湯がいいとされていますから、高い位置からお湯を落とすことでお湯が冷めます。

この時、お湯の線を細くゆっくり、円錐形の中央に向かって落としていくのもポイント。

豆がお湯を含んで膨れてきますから、そのまま少しずつ注いでいって、豆の表面が平になるとことまで、お湯を落としていきます。

この時、豆はめいっぱいお湯を含んだ状態、でもまだ抽出されない状態を作りたいので、下に落ちたお湯、つまりコーヒーになったお湯をできるだけ少量でおさめるのが上手に淹れるポイント!
これは上手にできるようになるには、慣れるまで何度も何度も、日数もたくさん、かかります。

この状態が“蒸らし”なんですね。

で、3ー5杯量くらいで、蒸らしは3分。

3分は砂時計できちんと計ります。
これは慣れても、私はこの方法でコーヒーを淹れて10年ちょっとですが、ずっとこうしています。

コーヒー豆の隅々までお湯が行き渡り、なおかつ乾かない状態が作りたいんですね、だから早すぎても遅すぎてもダメなのです。

3分経ったら、抽出します。

使った豆の、半分量まで抽出します。
3杯なら1.5杯、5杯なら2.5杯。

この時も、細い線でゆっくり、

ドリッパーの中の豆が踊ったり膨れ上がったりしないスピードで、真ん中1点に細い線のお湯を落として常に豆全体が湿りながら中央1点から抽出されるようにするのがちょうどいいスピード。

半分量まで落としたら、豆は外します。
これが私が師匠から教わって1番驚いたポイント!
理由は、コーヒー豆の旨味は、前半でほとんど抽出し終わる、後半は渋みやえぐみなどのマズ味を拾ってしまうということ。

これは、半分量落とし終わった後のものをコップなどに置いて、それで少しお湯を落として出たものと、前半に落としたものを飲み比べるとよくわかります。

コーヒーは苦くて飲めない、という方よくいますが、コーヒーの苦みは旨味です。
渋みやえぐみはマズ味、これを「苦い」とひとくくりに表現されがちなんですが、後半はまさにこれがたくさん出ます。
また100℃近くのお湯で、タンニンという成分が出ても、えぐみが出て美味しくありません。

この半分量まで落としたコーヒーに、豆量に対して全量となるお湯(アイスなら氷)を足します。

写真は氷ですが、ホットコーヒーならこの氷の代わりに熱湯を注ぎます。
ドリップポットにはお湯が残ってもそれはもうずいぶん冷めているので、そのままでは使わず、沸かしなおすor別のものでいいので、熱湯です。

これで、コーヒー本来の甘みがあって渋みやえぐみのない美味しいコーヒーになります♪
コーヒーが苦手だったけど、この方法で淹れたものは美味しくて好きになった!という人も何人もいます!

教わった通りに淹れてみても、毎回パーフェクトにとはいかず、豆の粗さ、お湯の温度=お湯を落とす高さ、抽出スピード、などなど、昨日より今日、今日より明日、より美味しいコーヒーになるように日々探求して淹れて自分の美味しい淹れ方が確立してきます。
茶道も深いですが、コーヒーも同じように深い!

いかに美味しいコーヒーを淹れられるか?そのコツが心の落ち着きだったりすることもあります!
なんとも深いコーヒー道!

今回は手淹れのご紹介でした。
私の師匠に教わったもので、他にもいろんな美味しいコーヒーの淹れ方、あるかもしれませんが、この方法で私はコストココーヒーを毎日楽しんでいます♪

コストココーヒーは、豆も良質、これからもずっと、愛飲し続けたいと思います[emoji:v-345]


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